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(ラーフオフ会報バックナンバーVol.30より)

浅野氏の『音楽知識館』Vol.3

【我々のビートルズ(その2)】



 最初にビートルズを聴いた時はあまりの衝撃に驚いた。

 何か頭を堅いもので殴られた様な感じがしたのを今でも生々しく覚えている。

 武川氏もそうであったろうが、言葉では表現できない程の素晴らしい出会いであったに違いないと思う。
では、それほどまでに大勢のミュージシャンに影響を及ぼしたビートルズっていったい何なのか.........?
と思われるかも知れないが、一言で言ってしまえば、それは神に近い存在なのです。
 もし、貴女が道を歩いていて角を曲がった時、そこに神様がいて偶然にも出会ってしまったら
貴女はどのように喜びを表現出来るでしょうか....?
 我々にとって同様にビートルズの音楽を聴く時は、神の暖かい歌声を聴いている時なのです。
(何かスティープの説教を聞いている様になってしまった。)
気持ちとしては同じような気がする。

 魅力の有るものに憧れるのは当然であり、真実を訴えたり心のこもった演奏を聴く事は、
心を豊かにし何事にも恐れない勇気と自信を与えてくれる。
 私が今でも音楽を捨てられないのも、きっとそのへんで気になっている事が沢山あるからだと思う。
本物の音楽を追求して行く事は、より神に近づき他人の事を思う愛情を 増してゆくのだと思う。 なぜならビートルズの曲の中にはこれが沢山入っていて、聴いているとほっとする気持ちにさせてくれる。

 最近、環境音楽などと騒がれているが、以前から我々はビートルズを聴いて安らぎを
味わっていたのかも知れない。
アルファ一波の沢山でる音楽はまさにこの「ビートルズ」なのかも知れない..............。
と信じる私である。次号につづく。

                                      平成3年春 浅野孝己

VOL2


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